透水性舗装や保水性舗装が普及するよう努力し、快適な環境を創り出す企業として貢献し続けている三和グランド株式会社。三和グランド株式会社の手掛けるデザイン/景観舗装材の種類や特徴、施工例などを紹介していきますので、ぜひチェックしてみましょう。
カラーサンドは透水性舗装材の1つ。鉄鋼副産物の「高炉水砕スラグ」を主な骨材とし、そこにセメント混和剤及び無機質顔料を混ぜ合わせて、転圧用機械で仕上げます。カラーサンドは、雨水を地中に浸透・還元させる手法で、都市部のヒートアイランド現象を緩和し、湧水を復活させる効果が期待できます。それによって植物の成長をうながしたり、環境を整えたりできるのが特徴です。
エターナルサンドとは透水性土系舗装材のこと。調整した真砂土と高炉水砕スラグを合わせて骨材とし、これにセメントや混和剤を加えたものです。環境に配慮していて、透水性や保水性などの機能を備えている舗装材です。この舗装材を使用すると、歩行者がすべりにくくて歩きやすくなるのがメリット。耐用年数が長かったり、植物の成長を活発にしたりするなどの効果が期待できます。
同社で扱っている製品は以下のものもあります。
平成9年、透水性舗装・保水性舗装材カラーサンドが採用されたケース。埼玉県川口市にある長蔵二丁目公園です。施工から約25年の歳月が経過していますが、耐久性に優れているため今も園路として活躍しています。
兵庫県にある複合施設の芝生広場に透水性舗装・保水性舗装材カラーサンドを採用したケース。市民が交流する場として、図書館や地区会館を備えていて多くの方で賑わいます。施工後は、ユニバ―サルデザインにも対応しているカラーサンドが来訪される方の快適な歩行をサポート。水たまりができないため、雨が降った後も水はねを気にすることなく過ごせます。
「三鷹の森ジブリ美術館」の南方に位置する「西園第二駐車場」。公園の景観を崩さない色を使用しており、駐車場と公園が一体となっています。
三和グランド株式会社は、透水性舗装並びに保水性舗装の普及に努めている企業です。水と緑にあふれ豊かな都市環境づくりをサポートする舗装材の開発や販売を行ったり、企業として社会に貢献し続けられるよう努力したりしています。
所在地 | 東京都文京区湯島3-31-5 |
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拠点(都市名) | 開発技術センター:埼玉県行田市門井町1-17-7 |
事業内容 | 透水性舗装や保水性舗装の開発並びに販売 |
創業年 | 平成8年 |
問合せ先(電話番号) | 03-3839-8501 |
公式サイトURL | https://sanwagrd.co.jp/ |
落ち着いた石畳のアプローチ、レンガやブロックを組んだファッション性の高い歩道など、景観に合った高い意匠性を求める場合。普通の舗装では物足りない、施設や周辺の建物とデザインに統一感を持たせたいケースに。
石畳とまではいかなくとも、細かい自然石や玉砂利の風合い、歩いたときの感触を求める場合。 単純なアスファルト舗装ではなく、足元に彩りや自然のやさしさをプラスしたいというケースに。
駐車場、歩行者通路、広場、競技場など、アスファルトにカラーをプラスして色分けをしたり、文字や記号・イラストを描いたり、機能性を持った舗装をしたいという場合に。
※「デザイン 舗装材」「景観 舗装材」で2021年8月20日時点で自然検索50位までに公式サイトが表示されていた舗装材、また製品名で検索数の多い企業が展開する舗装材から、条件ごとにバリエーションの多い舗装材上位3シリーズ(洗い出しは2シリーズ)を紹介しています。