建材事業の製品ラインナップとして舗装材を提供、研究開発にも注力するメーカーが四国化成工業。そのデザイン/景観舗装材の種類や特徴、施工例などを紹介します。
四国化成工業の舗装材で、天然石/ガラス系製品は7種類。
リンクストーンシリーズは天然石やガラス、セラミックを骨材としてウレタン樹脂と混ぜ合わせた製品。骨材のサイズ感は5種類、カラーバリエーションは16種類あります。
他に、メッシュシートで天然石を貼る簡易な施工用のデザインストーンもあり、デザインバリエーションは6種類です。
天然砂と樹脂による舗装材で、ローラーによる施工が可能なラクランHG。カラーバリエーションは75色と豊富です。
天然砂とカラーセラミックを利用する水系舗装材はエクランEX。単色と混色とでカラーバリエーションは系36種類に及びます。
ゴムチップ舗装材はチップロードという製品。4種類あって、鏝塗りタイプ、立面用、タイルタイプ、ブロックタイプがあり、いずれもクッション性が高いのが特徴。石やレンガなどに近い色もあれば、ブルーやグリーン、イエローなどビビッドカラーも揃っています。
真砂土を利用した製品には、セメントで固めるマサドミックス散水タイプと、広い路面に適しているマサドミックス転圧タイプがあります。
その他、四国化成工業では人工芝や芝生保護材、砂利保護材なども取り扱っています。
病院敷地内にある遊歩道で、リンクストーンMという天然石を使った景観舗装の施工例。緑溢れる空間で利用者が寛げるような仕上がりやソフトな質感となっています。
個人宅のガーデンスペースに設置された通路に、エクランEXという薄塗り舗装材によってパターンを施した施工例。乱張りのパターンが庭園の雰囲気ともマッチしています。
個人宅の施工例で、アプローチ部分は自然石を使い、周囲の路面は鮮やかなクリームイエローのカラー舗装を採用。カーポートの舗装面なども合わせて、トータルコーディネイトされています。
四国化成工業の事業ドメインは化学品事業と建材事業の2つ。研究開発部門と工場を持つメーカーです。舗装材は建材事業の中でも内装材・外装材と並ぶ重要ジャンルで、天然石や天然砂、ゴムチップなどを使用した舗装剤などをリリース。一般住宅の外構や各種施設の景観などに採用されています。
所在地 | 香川県丸亀市土器町東8-537-1 |
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拠点(都市名) | 香川に本社や工場がある他、全国に支社・営業所・工場あり、海外オフィスも展開 |
事業内容 | 化学品事業、建材事業 |
創業年 | 1947年(設立) |
問合せ先(電話番号) | 0120-212-459 |
公式サイトURL | https://www.shikoku.co.jp/ |
※公式サイトの情報より抜粋
落ち着いた石畳のアプローチ、レンガやブロックを組んだファッション性の高い歩道など、景観に合った高い意匠性を求める場合。普通の舗装では物足りない、施設や周辺の建物とデザインに統一感を持たせたいケースに。
石畳とまではいかなくとも、細かい自然石や玉砂利の風合い、歩いたときの感触を求める場合。 単純なアスファルト舗装ではなく、足元に彩りや自然のやさしさをプラスしたいというケースに。
駐車場、歩行者通路、広場、競技場など、アスファルトにカラーをプラスして色分けをしたり、文字や記号・イラストを描いたり、機能性を持った舗装をしたいという場合に。
※「デザイン 舗装材」「景観 舗装材」で2021年8月20日時点で自然検索50位までに公式サイトが表示されていた舗装材、また製品名で検索数の多い企業が展開する舗装材から、条件ごとにバリエーションの多い舗装材上位3シリーズ(洗い出しは2シリーズ)を紹介しています。