カラー舗装や型枠を使う舗装は工期が早いです。
特にカラー舗装の場合、あくまでも塗料を塗るだけと工程が少ないことから工期も早いです。他にも型紙を使うものや加熱してから型押しするものもあるのですが、加熱するとどうしても工程が増えることから時間がかかります。
実際、工期が限られている駅のホーム等では、工期の速い加熱なしタイプが採用される傾向にあります。
※参照元:大成ファインケミカル公式サイト リリーフペイント(https://www.taisei-fc.co.jp/business/functional/paint/relief_method02.html)
※参照元:トミナガコーポレーション公式サイト ストリートプリント(https://tominaga-corp.com/streetprint/)
※参照元:トミナガコーポレーション公式サイト スタンプコンクリート(https://tominaga-corp.com/artconcrete/stampconcrete/)
※参照元:大成ファインケミカル公式サイト 透水アクリストーン(https://www.taisei-fc.co.jp/business/functional/exterior/acri_stone_s.html)
天然石やレンガ、タイルを使用する舗装は時間がかかります。
これらはまずはコンクリートやアスファルト混合物の上にモルタルを敷き、敷き詰めていく方法ですが目地合わせなど一つ一つ手作業で行う必要がありますので時間がかかりやすいです。
また、あくまでも「道」です。決してそれらを敷き詰めることが目的なのではなく、あくまでも道として機能させることなので、あまりにも隙間だらけでは意味がありません。
そのため、一つ一つ丁寧に、その上を人が歩くいても支障のないようはめ込みますので時間がかかります。
洗い出し工法はさらに工程が必要になります。
コンクリート・モルタルにプライマーを塗布し、その後は練炭に樹脂を入れて混入します。その後骨材を塗り付けると、発砲が起きないよう気を配りながら待ちます。
その後目詰め材を混錬・流し込みし、かき出します。
見た目は個性的ですが、そのためには様々な工程を経なければならないのです。
落ち着いた石畳のアプローチ、レンガやブロックを組んだファッション性の高い歩道など、景観に合った高い意匠性を求める場合。普通の舗装では物足りない、施設や周辺の建物とデザインに統一感を持たせたいケースに。
石畳とまではいかなくとも、細かい自然石や玉砂利の風合い、歩いたときの感触を求める場合。 単純なアスファルト舗装ではなく、足元に彩りや自然のやさしさをプラスしたいというケースに。
駐車場、歩行者通路、広場、競技場など、アスファルトにカラーをプラスして色分けをしたり、文字や記号・イラストを描いたり、機能性を持った舗装をしたいという場合に。
※「デザイン 舗装材」「景観 舗装材」で2021年8月20日時点で自然検索50位までに公式サイトが表示されていた舗装材、また製品名で検索数の多い企業が展開する舗装材から、条件ごとにバリエーションの多い舗装材上位3シリーズ(洗い出しは2シリーズ)を紹介しています。