コンクリート製品とその工法の開発・生産・販売に従事するメーカー、日本コンクリート。そのデザイン/景観舗装材の種類や特徴、施工例などを紹介します。
ブロックメーカーだけあって、インターロッキングブロックだけでも6種類あり、そのベーシックラインがスタンダード。機能面では普通タイプ(N)と透水タイプ(P)、そして表面テクスチャを透水風にした普通(F)の3タイプがあり、ブロックの形状とサイズでも計6タイプの選択が可能となっています。
ブロックの表層に高密度ゴムチップを採用したブロック。歩行者の転倒時など衝撃を和らげるクッション性を持ち、耐久性や耐候性といった面でも舗装材として優位性があります。
カラーバリエーションは7色。コンクリートブロック自体に透水性があり、地下水保全にも役立ちます。
日本コンクリートの景観舗装製品ラインナップは、一般用語としてのインターロッキングブロック分野の下にインターロッキングブロックバリエーションという製品があり、その下に14種類のバリエーションが存在します。天然石の色合いを活かしたグランパムストーン、天然石を種石としたグランKKなどです。
日本コンクリートの景観舗装に関連する製品は他に、植生ブロック(緑化ブロック)、GLB(リサイクルインターロッキングブロック)、遮熱性透水ブロック(遮熱性ILB)があります。
インターロッキングブロックの施工例。ブロックに特化したメーカーが開発・製造する舗装ブロックです。レンガ色とアイボリーとでカラーリングを大別した上で、同系色の濃淡もつけています。
古代ローマの石畳をイメージさせる天然石を使用したブロック「マイアッピア」です。立体的なフォルムとアンティークなデザインがやさしい空間を演出します。
打ちっぱなし仕上げのブロックの表面に3種類のさまざまな深さ・角度の溝が刻まれており、光の角度で表情が変わります。溝があることで滑りにくいのも特徴です。
日本コンクリートは、道路分野でいえば車道と歩道の間に設置する境界ブロックを筆頭に、コンクリートでできているパートを幅広くカバー。他にも水路や擁壁、景観、スポーツウォールなど、コンクリート製品を開発販売するとともに、施工で必要な工法を提供しています。
所在地 | 愛知県名古屋市守山区瀬古3-1725 |
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拠点(都市名) | 愛知本社・工場の他、営業所が静岡・愛知・三重の3ヶ所、工場が愛知に2ヶ所、三重に1ヶ所あり |
事業内容 | コンクリート製品の開発・生産・販売 |
創業年 | 1929年 |
問合せ先(電話番号) | 052-793-1151 |
公式サイトURL | https://www.nippon-c.co.jp/products/keikan/int_rcblock.html |
落ち着いた石畳のアプローチ、レンガやブロックを組んだファッション性の高い歩道など、景観に合った高い意匠性を求める場合。普通の舗装では物足りない、施設や周辺の建物とデザインに統一感を持たせたいケースに。
石畳とまではいかなくとも、細かい自然石や玉砂利の風合い、歩いたときの感触を求める場合。 単純なアスファルト舗装ではなく、足元に彩りや自然のやさしさをプラスしたいというケースに。
駐車場、歩行者通路、広場、競技場など、アスファルトにカラーをプラスして色分けをしたり、文字や記号・イラストを描いたり、機能性を持った舗装をしたいという場合に。
※「デザイン 舗装材」「景観 舗装材」で2021年8月20日時点で自然検索50位までに公式サイトが表示されていた舗装材、また製品名で検索数の多い企業が展開する舗装材から、条件ごとにバリエーションの多い舗装材上位3シリーズ(洗い出しは2シリーズ)を紹介しています。