アトムラインなど路面標示用カラー塗料のみならず幅広い製品をラインナップする塗料メーカーで、同時に道路事業も手掛けるアトミクス。手掛けるデザイン/景観舗装材の種類や特徴、施工例などを紹介します。
ライムグリーンを筆頭に、標準色として8種類のカラーバリエーションが揃っているカラー舗装材。アスファルトだけでなく水性塗料の塗膜や溶融塗料など幅広い下地に対して施工できるのは強みといえます。
車道・歩道どちらにも採用され、東京都の耐久性試験にも合格する耐久性の高さがあります。
樹脂系滑り止め舗装材で、カーブや交差点など車道の中でもスリップ事故の多発箇所などで施工されます。エポキシ塗料の中では、アトミクス独自の特殊配合技術で柔軟性に優れ、着色磁器質骨材は6色、トップコートは5色のバリエーションが選択可能。
水性床用塗料で、アスファルトの路面を保護するとともにカラーリングによる視認性や周辺との調和などにも寄与します。標準色は9色あり、グリーンだけで3色。調色にも対応可能です。
コミュニティ道路や遊歩道、施設などで使われています。
路面標示用途の舗装材としては、他に溶融カラー材のアトムラインシリーズやアトムラインセフティー カラーリング工法がありますし、アトムハードカラーにもアトムハードカラーEM速乾 遮熱色やアトムハードカラーCPなど、遮熱や滑り止めを強化したバリエーションがあります。
アトミクスのアトムハードカラー 水性エポタフによる歩車道分離の一例。標準カラーが8色で、全国どこでもよく目にする路面標示のスタンダードといえます。
アクリル樹脂の水性カラー舗装材、アトムハードカラーEM速乾の施工例。透水性・排水性に優れ、歩行者に対する滑り対策にもなります。鉛フリーで環境配慮もなされています。
アスファルトの路面に対してカラーリングするための塗料、フロアトップ#1000速乾の施工例。速乾型水性床用塗料で無鉛、アスファルトの温度を低減する遮熱効果があります。
アトムラインをはじめ路面標示用カラー塗料に強みを持ち、道路関連の様々な製品をリリースしてます。
1937年と昭和初期に創業、塗料販売からビジネスをスタート。溶着吹付式区画線塗装機を開発した企業でもあります。
アトムシリーズのハードカラー 水性エポタフのようなカラー舗装材を展開する塗料メーカーという顔を持ち、道路事業全般に精通。特に路面標示材ジャンルに強みを持っています。
所在地 | 東京都板橋区舟渡3‒9‒6 |
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拠点(都市名) | 道路受注センターは東京、塗料事業部の加須受注センター埼玉、他に大阪、北海道、宮城、新潟、神奈川、愛知、広島、福岡に支店・事業所あり |
事業内容 | 道路事業、塗料事業、レイズ事業 |
創業年 | 1937年 |
問合せ先(電話番号) | 03-3969-3111 |
公式サイトURL | https://www.atomix.co.jp/products/floor/ |
落ち着いた石畳のアプローチ、レンガやブロックを組んだファッション性の高い歩道など、景観に合った高い意匠性を求める場合。普通の舗装では物足りない、施設や周辺の建物とデザインに統一感を持たせたいケースに。
石畳とまではいかなくとも、細かい自然石や玉砂利の風合い、歩いたときの感触を求める場合。 単純なアスファルト舗装ではなく、足元に彩りや自然のやさしさをプラスしたいというケースに。
駐車場、歩行者通路、広場、競技場など、アスファルトにカラーをプラスして色分けをしたり、文字や記号・イラストを描いたり、機能性を持った舗装をしたいという場合に。
※「デザイン 舗装材」「景観 舗装材」で2021年8月20日時点で自然検索50位までに公式サイトが表示されていた舗装材、また製品名で検索数の多い企業が展開する舗装材から、条件ごとにバリエーションの多い舗装材上位3シリーズ(洗い出しは2シリーズ)を紹介しています。